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債権者集会とは
自己破産手続きが始まって数か月すると、依頼していた弁護士事務所から郵送で
「第1回 債権者集会」へ出頭せよの連絡。 えっ、債権者集会ってテレビのニュースやドラマで
見ることがある「債権者が集まり、責任を追及する集会」のことなのか。私がもっていたイメージは
少なくともあまり良いイメージはない。「なんとか返済できないのか!」などの罵声を浴びせられ
ひたすらお詫びし続けないといけないのかも。
実際の債権者集会とは
その債権者集会の日が近づいてくる。弁護士の先生や破産管財人の弁護士の先生に、不安で
債権者集会とはどのように進められるのかを尋ねてみた。当事者は絶対に裁判所から指定された
債権者集会に、病気やケガ以外の理由で欠席することは許されないと。万一、理由もなく
欠席したり、遅刻したりすると免責を得られないようになるかもしれないと。
ところが一方で、実際の債権者集会とは、よほどの特別な理由がない限りは、金融機関等の
関係者がくることはまずないということです。これは、直接 弁護士の先生から聞いた言葉なので
ひとまず安心しました。当然出席すれば何か弁明の言葉などを用意しておかないと思っていたからです。
突然 出席しなくてよいという連絡
特別なケースかと思いますが、その債権者集会の数日前に弁護士事務所から電話があり。
裁判所の意向で、今回の債権者集会には、私は出席しなくてもよいとのこと。理由は、コロナ禍の影響で
複数人が集まる会議や集会は裁判所として回避したいとの判断。結局、私は出席しないまま
担当弁護士と破産管財人だけが出席した債権者集会となったとのことです。
債権者集会は、特別な理由がない限り、金融機関の関係者は出てこないので安心してください。