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離婚しなければならないのか、疑問に答えます
結論からいうと、自己破産になったからといって既婚者は離婚など全く考える必要は
ありません。私も、自己破産の手続きに入る前に弁護士に心配で聞いたことがあります。
「嫁に迷惑や金銭的な負担が及ばないように、離婚しておいた方がいいのですか？」
この質問には、全くそのような心配はいらないとの弁護士の回答でした。
私の心配は、嫁の車や給料の差し押さえなどがあるかもしれないとの心配でしたが
こうした影響は自己破産手続きでは全くないので、夫婦の間の信頼と愛情があれば
現在のままの状態で自己破産手続きができます。
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配偶者の収入証明書の提出が必要です
かといって全く嫁の協力がなくてもいいのかというと、そうではありません。
自己破産の手続きでは、家庭内での収入状況を説明しなくてはならないので
本人は勿論ですが、配偶者の収入証明が必要です。役所の窓口で請求できるものですが
嫁の協力がなくてはなりません。 よく家族で内緒で自己破産の手続きができないのかと
質問を受けますが、どうしても奥様の理解と協力は不可欠です。
自己破産後にはクレジットカードも使えなくなるうえ、携帯端末の分割金、
賃貸マンションの名義などは全て嫁の名前でしか通用しなくなります。
それが社会的信用を失うことだと、痛切に感じてしまいます。
また家計簿の提出もしなければならず、三か月分の家計簿を夫婦で精査し
節約できるところを考えてみるのもいいかもしれません。
