多重債務者の思考パターン

  • URLをコピーしました!
目次

債務の残高が不明な貴方は要注意

毎月10万円以上の返済を繰り返している多重債務者は、おそらく債務の残高さえわからなくなって

いるのではないか。給料の半分以上を返済に充てている時点で、生活を維持していくのは困難に

なっているはず。ここで任意整理の判断に踏み切れるかどうかだ。しかし、多重債務者の思考

パターンはこうだ。「そのうち全額返済できるはず。宝くじに当たれば一括返済してやる。」と。

都合よく理由もない希望をもってしまい、弁護士への相談の時期を逸してしまい、毎月の返済を

するために総量規制ぎりぎりまでの借金やローンの新規申込みを繰り返してしまう。

「後悔しない任意整理するなら!」

まず現在の債務残高を確認しましょう。収入とのバランスをみて最小限の生活費を勘案し

返済の見込みがたつのか計算してみましょう。

市民税や国民年金保険料は自己破産しても免責にはなりません

多重債務に陥ってしまうと、おそらく国民健康保険料や市民税、国民年金保険料などの納付も

数か月分は滞納しているかもしれません。こうした社会保険料や、現在分譲マンションに

住んでいるなら、管理費の滞納は自己破産しても免責にはなりません。

多重債務者の思考パターンで、いつかは完済できるはずと思い込んでいる時点で

債務残高がさらに膨らんでしまうリスクがあります。社会保険料の滞納や住宅ローンの滞納、

すべてを解決するには、住宅を任意売却して少しでも住宅ローン残高よりも高い売値で

売却することがベストな選択です。そうすれば、少なくとも社会保険料の滞納分と弁護士費用は

捻出することができる。そのためには早く決断して行動することが第一。

自己破産に強い、債務整理の確かな実績のある弁護士へ相談することだ。

そして早々に住宅の任意売却を相談し、

高く売ってくれる不動産の専門業者に依頼することだ。

時期が遅れ競売にかけられてしまうと、社会保険料等の滞納分や弁護士費用も支払えなくなる。

多重債務者が一番避けなければならないことは、判断の時期を逃さないこと。

都合よく宝くじがあたる未来はやってこないと知ることだ。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次